JA山形市

「山形セルリー図鑑」さわやかな香りとシャキッとした食感、これは止まらない!

セロリじゃないの?山形セルリーだよ!

セロリじゃないの?と思った方も多いのでは?
英語表記では「celery」、フランス語なまりで「セルリー」と読み
野菜生産出荷安定法で「セルリー」としっかり規定されてるんですよ。

では、「山形セルリー」にはどんな特⻑があるのでしょう?
大株のセルリーを「とのセルリー」、小株のセルリーを「ひめセルリー」としてブランド化を図り、2016年から販売しています。
どちらもセルリー独特の苦みが少なく、甘みが感じられる柔らかい風味が人気で、高い評価を得ています。セルリー嫌いの人でも「山形セルリー」なら食べられるという人もいるとか。
この評価も先人達の努⼒があってこそ。そのおいしいセルリーを大切に受け継ぐため、種子はメーカーから入⼿するのが当たり前の現在でも、ここ山形では、全て産地の生産者が自らの手で自家採種しています。これが「山形セルリー」の美味しさと品質を守っているのですね。

とのセルリー

大株でどっしりの「とのセルリー」 最もポピュラーな品種「コーネル619」より選抜育種した種。一株は重さ2kg前後の大株品種で、茎数が多く、水分が豊富で筋も柔らかい。シャキシャキとした食感で、甘みとコクを兼ね揃う。香りもまろやか。

ひめセルリー

小ぶりでスマートな「ひめセルリー」 買い物袋にセルリーを1株!との思いで、これまで「ベストセルリー」の商品名で出荷されてきた小さなセルリー。一株が700g ~ 1㎏と小株で、ここ山形が全国で唯一の産地。肉厚でみずみずしい食感と、甘く癖のない食味。

一株まるごと食べてみよう

セルリーの株を外側から順にはがすと、たくさんの茎がとれます!
山形セルリーは捨てる部が無く、全て調理して食べることができます。
葉・茎・中身の部分まで美味しくいただきましょう!

山形セルリーおいしいレシピ
山形セルリーおいしいレシピ
旨いよ〜♪食べでみでケロ

セルリーができるまで

  1. 播種

    元気な芽が出るよう祈りを込めて、種を播きます。ちなみに種はいずれも、自家採種。山形で栽培されるすべてのセルリーの美味しさと品質を守っています。

  2. 芽出し

    可愛らしい芽が続々と顔を出しました。セルリーは適度な湿り気を好むので水やりは多めに行います。

  3. 仮植・鉢上げ

    緑色の苗が大きくなってきたら、何万本という苗を1本1本手作業で仮植を行い、大きく育てます。

  4. 定植

    堆肥を入れてのフカフカの土づくりを行い、大きくなった苗の定植作業を行います。

  5. 芽かき

    芽かき作業は、余分なわき芽を除去するだけでなく、セルリーの生育を促す効果があるのでとっても重要です。

  6. 収穫

    背丈が60cmくらいになったあたりで収穫です。すべて手作業なので大変ですが、大きく立派に育ったセルリーを収穫する喜びはひとしおです。

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